先日のサロン開業準備講座 単元16「 ビジネス思考法 発想法 講座 」にご参加された方生徒さんへ-その3-



前回までで、先日開催した「ビジネス思考法 発想法 講座」の内容を
「4.整理して組み立てる」まで進めました。

引き続き、「サロンの名前付け」というテーマで、改めて解説していきます。


実際に開催した講座の前半の内容の全体像を下記におさらいします。

■「 考える 」ということ

1.本質をとらえる
2.考えるスタンス(立ち位置)を決める
3.発想を広げる
4.整理して組み立てる
5.スケジュールを立ててみる
6.やってみる
7.ふり返って修正する


前回では、以下4.まで進みました。

引き続き、5~7.について、解説します。

5.スケジュールを立ててみる
6.やってみる
7.ふり返って修正する


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●5.スケジュールを立ててみる

ここで、なぜ「スケジュールを立てる」などを持ち出すかと疑問に思うかもしれません。

単純に、思考・発想作業は、心理状態の影響を受けやすく、焦ってしまうと良い考えが浮かばないものです。

実際にご相談に応じていると、「今、急いで取り組むことなのか」、優先度が必ずしも高いわけではないことが多々あります。

「重要だけど、緊急ではない」場合、「いつまでに完了すればいいか」が分かれば、焦らずに考えていくことができます。

講座の中でも、お伝えしましたが、「思考・発送しやすい環境をつくる」のは非常に重要なことです。

なので、スケジュールを立てることをお勧めしています。
逆算して考えると、より明確になります。

例えば、一年後にサロンをオープンしたい場合、いつまでにサロンの名前が決まっていればいいでしょうか。

もちろん、オープン日までには決まってないといけません。

その前、オープン前に近隣にチラシを配ります。

近隣、半径1kmに配るとして、世帯数を数え、一日に配れる枚数で割ると、必要な日数が割り出せます。

仮に2週間かかるとしましょう。

二周配ることを想定すると、オープン約一か月前には配り始めます。

チラシのデザイン制作を行なうのに1週間かかるとし、印刷に1週間かかるとすると、予備期間2週間を入れて、オープン日の2ヶ月前までに名前が決まっていれば良いとなります。

ここに、HPや看板の依頼なども加えると、最短でサロンの名前の必要な日が明確になります。

焦らず、今からゆっくり考えて、その日までに決まれば良いのです。

それが分かると気持ちが楽になりませんか。
その方が、良い発想がしやすくなります。

名前が決まるまで、やらなくちゃいけないことを分けて、スケジュールに落とし込むとより一つ一つの作業が明確になるのですが、そのやり方はまた別の講座でご案内します。

スケジュールをイメージしやすいフォームとしては、ガンチャート式をお勧めします。

講座に参加された方でご希望の方には、エクセルのフォーマットをお渡ししますので、お声掛けください。



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●6.やってみる

実際にやってみて、反応を見て、修正するという作業で、「より目的に叶っているか」、「思い違いをしていないか」、「もっと良い案はないか」を確認することができます。

サロンの名前の場合は、絞った1~3つまでの名前で、名刺を作って、身近な人にどう感じるか、どんなイメージを持つか、聴いてみるのもいいでしょう。

1~5まで、ひとりで進めていた場合には必ずこの「やってみる」を取り入れて、意見を聴いてみると、自分ひとりでは気付けなかったことを教えてもらえます。



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●7.ふり返って修正する

6.で得た感想をもとに、修正を加えて、より磨きをかけましょう。

講座の中でもお伝えしましたが、1~7まで順序を追って考えるということができ、自分のものになったら、今度は順序にこだわらず、3から、5からなど、始めることができ亜mす。

ただ、必ず、すべて漏らさず、行うことをお勧めします。



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(おまけ:脳みその働きを考える)

最後に、講座の中でご紹介した「脳みその働き」についても触れて、補足します。

脳みそは、良くできていて、使えば使うほど、効率よく働こうとします。

考えるという作業は、「脳みその働き」ごとに大きく5つに分かれます。

1.きづく
2.意味づける
3.覚える
4.思い出す
5.ほかと結びつける

いずれも、「う~ん」とうなるように考えていると、身体的にも心理的にもエネルギーを消費します。

だから、「自分が楽をする」、「人に楽にしてもらう」ということもとても大切です。

●「人に楽にしてもらう」

「1.本質をとらえる」と「2.考えるスタンス(立ち位置)を決める」、で触れた、
"お客さまに覚えてもらいやすくする"
"パッと見ただけで"なんのお店か"イメージしてもらうため"
"お客様目線で考える"
というのは、「お客さまに楽にしてもらう」ことに繋がります。

できるだけ、無意識に、「覚えてもらう」、「イメージしてもらう」ことを目指しましょう。


●「自分が楽をする」

意識的に考えるだけでなく、脳みその無意識の働きにも手伝ってもらうと楽をできます。

上手に楽をするために、1~5の「脳みその働き」に、次の二つも加えてみましょう。

6.忘れる
7.わざと考えを止めてみる

忘れるのは、素晴らしい脳みその機能のひとつで、これがあることで、新しい知識をまた入れられます。

なので、考えていること、発送した内容を紙やパソコンにアウトプットして、手放してみることも有効です。

そして、煮詰まったら、無理をせず、わざと考えを止めてみて、気分転換することも非常に有効です。

考えを寝かしてみるのです。
実際やってみると、その効果を実感できると思います。

一日経って、もう一度考えたら、また違った視点から、新しい発想ができることが多々あります。

うまく、自分の無意識の働きにも手伝ってもらって、楽に、じょうずに考えるコツを掴んでいきましょう。

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せっかく学んだ技術、取得した資格を活かして、幸せな開業やお客さまから求められるリピート獲得につなげてください。


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