講座を終えて3.[WEB初心者のための はじめてサロンのホームページ制作依頼講習会]
SEO対策は日々進んでいるので、
最新の情報は、ネットの方が多くを収集できると思います。
それでも、
「まとめて理解したい」「本の方が頭に入る」という方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合、
たくさん出ている中でも、2011年に、ヤフーがグーグルの検索技術を取り入れることになったので、
最低でもそれ以降に出版されていることを原則にされるといいです。
(最新であればあるほど良いです)
【過去参考になった本】
基礎的なSEOの流れは以下の通りですね。
【SEOの内部対策の基本的な流れ】
1.なんということばで検索されたいのか、候補を選ぶ
2.候補となることばがどれだけ検索されているかを洗い出す
3.多く検索されていることばをサイト内に盛り込む
■1.なんということばで検索されたいのか、候補を選ぶ:
サロンを検索してもらうとき、なんということばで、検索して欲しいでしょうか。
この段階では、できるだけ数多く出してみましょう。
仮に「整体」や「リフレクソロジー」を受けてもらいたいとしましょう。
このときに気をつけたいのは、お客様目線も持つことです。
私達が学んでいるものは「整体」でも、
お客様には「マッサージ」ということばの方が広く認知されているかもしれません。
なので、
「マッサージ」や
「ボディケア」、
「リラクゼーション」なども候補にいれてみましょう。
「リフレクソロジー」も、
「リフレ」と短縮したものや
「足つぼ」、
「足裏マッサージ」がありかもしれません。
まずは、多く挙げてみましょう。
また、
少し前ですと、
グーグルさんの提供するキーワードプランナーというサービスで「こんなことばもアリですよ」という関連性の高いワードを無料で紹介してもらえたのですが、2016年より有料サービスの一部となってしまいました。
ほかの【関連語を調べるツール】は下記のサイトを参照してください。
ほか、
「関連語」や「サジェストワード」で検索すると、
複数の無料ツールが見つかります。
また、本当に受けたいと思い検索される方の多くは「地域名」も入れる方がほとんどです。
サロンのメニューが遠くの方もお越しいただける訴求効果の高いものなら都道府県名を、
近隣の方をターゲットにしたいなら駅や市区町村名を合わせてキーワードにしましょう。
■2.候補となることばがどれだけ検索されているかを洗い出す:
ことばの月間検索数を調べるのには、2016年までは、主にキーワードプランナーが活用されました。
同じような機能として、以下をご紹介します。
これで、1.で挙げたことばから、検索数の多いことばをターゲットワードに絞ります。
※あまり多くのことばをターゲットにすると、コストも労力もかかる上、効果が表れるまでの時間も多くかかります
仮に、
[「赤羽」+「整体」]と
[「赤羽」+「マッサージ」]を比べてみましょう。
結果は、
前者がグーグルとヤフーを合わせて月間検索ボリューム1100くらいなのに対して、
後者は5000くらいと、5倍近い差があります。
この結果だけから単純にいうと、
「赤羽」+「マッサージ」で検索して上位に表示された方が、広告効果が高いと言えます。
もちろん、
「マッサージ」ということばには、タイ古式やその他の意味もふくまれますし、
検索されることの多い分、上位表示されるまで、手間も時間もよりかかるでしょう。
検索されることの多いビッグワードで検索上位を狙うより、複数のことばを組み合わせたロングテールという手法が有効とも言われてます。
ただし、サロンというビジネスの場合は、ビジネスの規模から考えて、「ターゲットワード」+「地域名」のが基本スタイルと思ってもらって差し支えないと思います。
今後、コンセプトやターゲットに独自性が持てた際に、戦略的にターゲットワードを追加したり、ロングテールを検討されればよいかと思います。
■3.多く検索されていることばをサイト内に盛り込む
2.の結果、ターゲットとなることばが決まったとしましょう。
サイト内のページに、そのことばを含んだ良質な記事テキストを掲載することがSEOの一般的な内部施策と言われるものです。
ここに関する書籍では、読み物としてもとっつきやすく、要点を抑えられるものとして以下の本をご紹介します。
基本的には、
・サロンの紹介文
・施術者の紹介文
・施術者のあいさつ
・施術メニューの紹介文
・Q&A
などの文章の中に、ターゲットワードを盛り込みます。
さらに発展させると、
・サロンの特徴
・施術者の想い
・施術者の歴史
・ターゲットとなる人物像
・ターゲットとなる悩み
・お客さまへのアドバイス
・Q&Aの詳細化
・ブログ
などの文章をサイト上に載せていくことで、記事の数を増やしていきます。
こうして、
「生き物であるホームページ」を成長させていきます。
※こちらでご紹介した書籍は、教務部にて保管しているものもあります。
関心ある方は、教務部にお問合せください。
■最後に
さて、
ここまでの
1ことばの.候補出し
2.検索ボリューム調査
3.テキストのライティング
の流れにおいて、
制作会社さんがやってくれるかというと、
答えはノーです。
ほとんどの場合、
A.クライアント側のタスク。だけどクライアントもやり方を知らないからやれない
というパターンがもっとも多いです。
その他、
B.クライアント側のタスクだけど、
業者さんがアドバイスをくれるというケースがたまに見受けられ、
これは良質な業者さんといえます
C.業者さん側が主導でおこなう場合は、
綿密な取材を行い、USPなどを洗い出してもらうわけですが、
相当高額な制作費がかかるものとなります。
なので、
D.ご自身でやりつつ、随時、教務部に相談いただくというカタチをおすすめします。