東京ビッグサイトでのリラクゼーションブースのイベント出展を終えて...
参加された生徒のみなさん、お疲れさまでした。
今回は、参加者の募集以降、
できるだけ、準備を生徒さん主導で進めていただきました。
楽しかったでしょうか
思ってたより大変だったでしょうか
得るものが多かったら嬉しいです。
さて、「やってオワリ」ではなく、
「振り返って、何を考えるか」がとても大切です。
「もっとこうしたらどうだっただろう」
施術や接客、施術後の案内、協力体制、次回予約の獲得など。
いろいろありますが、「回転率」を一つの例にあげます。
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1.結果の評価と分析
今回、平均して一人あたりの売上が○,○○○円でした[結果]
この数字の結果を見て、どう感じるでしょう。
教務部としては、全員が初めての取組なのに、頑張った素晴らしい数字だと思いました。
事前の準備はもちろん、当日の現場では、教務部の知らない工夫を一人ひとりが取り組んだ結果だと思います。
途中で案内のことばを変えたりしたんでしょう
待っていただき方を工夫したりもされたのでしょう
関係者に協力を仰ぎ、巻き込んだりもしたのだと思います
みなさんは、どう感じましたか?
もっとイケますか?もっとあげたいですか?
いろいろな視点で評価しましょう。
体力的に。
お客様を混乱させずに。
労働の対価として(欲として)。
お一人おひとり、感じることは違うと思いますが、どうですか。[評価]
では続いて、結果をもう少し掘り下げてみましょう。
回転率でいうと、営業時間7時間で計算すると35.7%となります。
休憩を考慮するともう少し上がるでしょうか。
一時間の休憩だと約40%となります。[分析]
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2.目標と課題を見つける
では、妥当な回転率は、どのくらいだと思いますか?
あらためて考えでみましょう。
「来場者さえ増えれば、もっとイケるかしら」
「体力的に大変だったけど、慣れたら、もう少し増えても大丈夫かしら」
「案内を工夫すれば、もっと増えても、お客様を待たせたりできるかしら」
これらを考えて、「無理をしない範囲」の回転率が見えてきませんか?
そうすると、今後、イベントに出店した際の自分なりの「目標値」が見えてくると思います。[目標]
では、仮に、「もう少しあげたい」と思ったら、なにを改善すればいいでしょう
「呼び込みや案内」
「関係各所との協力体制」
「お待たせしてしまう間の案内」
など、どこを工夫すれば良いか、できれば、負担少なく、楽しくできるコトを見つけましょう。[課題]
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3.解決策を考えてみる
見つけた課題を、独りで考えるだけでなく、できれば参加された方同士で一緒に考えてみましょう。
思いついた解決策のうち、
「簡単にできること」
「すぐできること」
「効果が高そうなもの」
などを考慮し、取捨選択したり、優先順位を決めたりして、実行しましょう。
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仮に、「回転率」を例として取り上げました。
ほかにも、
「価格設定」や「次回予約率」などの数字、
「もっと楽しく」や「もっと楽に」などの準備や運営方法。
いろいろポイントが浮かぶと思います。
整体やリラクゼーションで開業を目指す方の多いメンバーでしたので、
参考になることも多いかと思います。
就職志望の生徒さんにとっても得るものが多かったようでうれしいです。
今回、参加された経験は、参加した方だけの大切な財産です。
これを、「振り返って、考える」ことで、より大きく育ちます。
今後の一つ一つの経験も、大きな財産にしていかれることを祈っています。
教務部